四街道市物井の里山の谷津田の円福寺様の農園の紹介!
四街道市物井にある真言宗豊山派の御寺である円福寺様が休耕田であったこの四街道市物井の谷津田を開墾し復田したのが約4年前。
今では自然農法の方や慣行農法での田んぼを営み、無農薬無化学肥料、そして地下250mから汲み上げた井戸水での作物の栽培をしています。
そして、睡蓮、蓮の苗を移植してメダカを放流して今では綺麗な四季がみられる「農園」となりました。その紹介となります。
所在地は 〒284-0012 千葉県四街道市物井856−1
にあります。現在本堂を新築工事中(旧本堂を解体して)です。
歴史は最低でも室町時代までは遡れる古刹です。この「物井」は797年に編纂された日本の歴史の正史である「続日本記」に「物部(もののべ)郷」として記載されている古村でもあります。
千葉県は、豊臣秀吉の天下統一の仕上げとして北条氏を取り潰した際、従属していた千葉氏族も取り潰されて、関東は徳川家の家臣団が領地として細分化されたため、歴史が断絶されてしまっています。
その千葉氏の氏族がこの物井に城を築いていました。その名残が「古屋城」として現在城址公園の整備がされています。円福寺の真裏です。
ここから見える里山の谷と小川に広がっている田んぼ(谷津田)が、円福寺様の農園となります。
下の造成している場所が「古屋城」となります。
この円福寺農園は「古屋城のお殿様の扶持米」として献上されていた、といういわれのある「とにかく美味しいお米が採れる水田」であります。
それは、昔(現在も)から里山の湧水があること、もう一つの物井の「御山のお不動様」から湧き出ていた湧水が流れていた「不動谷津」との合流地点でもあったからです。
円福寺から徒歩10分前後です。
里山の入り口は大きな田んぼが広がっています。
そして奥地は今年大豆畑にしている所までです。
ここには大小様々の田んぼがあり、品種も7品種前後のお米が植えられています。
また、ザリガニを釣れる睡蓮の池や
蓮が綺麗に咲いていて、メダカも沢山いるひょうたん池
もあります。
そして、里山は綺麗な竹林が生い繁り、マイナスイオンが心地よい自然の冷蔵庫です。
そして綺麗な林道・・・。
谷津田も展望できます。
そして、木漏れ日も綺麗。浄化されるというかリフレッシュ、アースされる感じです。
そして里山の出口は見渡す限りの水田!これが秋には全面黄金色になるんです。
実際には、もっともっと素敵な場所です。
写真では表現できません。
朝日から夕暮れまで刻一刻と風景が変わり、また、鳥のさえずりや四季の移ろい、水のせせらぎ、ひょうたん池に映る雲、稲穂を揺らす風、竹林の奏でる音色・・・。
これら自然の中にいると、人間は謙虚に優しくなれます。
ぜひ、遊びに来てください。
これから9月〜11月にかけて稲刈りと天日干し、秋の透き通る青空の下、稲の収穫作業は心から憑き物が落ちるほど神聖な、生きている!と実感できるものです。
ぜひ、体験してみませんか?近日中に稲刈り体験イベントも企画いたします!